内装のベタつきは元々塗装されている塗料の経年劣化により下地のウレタンやプラスチックを溶かしてしまうケースが多い様です。夏場は特にこのベタつきが酷くなる様に思います。表面をクリーニングと脱脂を施してもベタつきは取れません。いや、厳密に言うとベタつきを全部取るには表面を全て剥がす必要があります。表面を剥がす=シボ模様が全くなくなりツルンとした表面になる、という事です。そこで、ベタつきの酷い箇所だけ表面を剥がして、軽度な部分は剥がさずに残してリペアをします。ベタつきを防止する特別な塗料をダッシュボード全体に塗ってから着色塗装。表面を剥がしてしまった箇所は革っぽいシボ模様を再現して完了です。ダッシュボード1枚丸々は、本来施工対象外ですが、今回は特別に施工させていただきました。表面はサラサラになりました!