今回はハンドバッグの艶を戻したいというご依頼です。
元々の艶がどの程度なのか分からないので何とも言えませんが・・・
施工前の艶が本来の物では無いのかと思いました。
バッグのオーナーにしか分からない購入時の艶。
本来はもっと艶があり光沢があったとの事で
今回は軽く擦れた部位のリペアも併せて
艶出しリペアとなりました。
質感を変えない様に慎重に擦れた部位のリペアを進め
最後に艶調整をして完了しました。
このバッグのオーナー様は
これでまた使える!と仰っておりました。
バッグの艶が気になり、使用する気にならなかった
私には分からないオーナー様の
お気持ちがそこには有ったのかと思います。
これこそがリペアの本来の価値では無いのか?!
と、忘れていた気持ちを思い出しました。