濃い色のフローリングに入った線傷
中々手強い傷の一つです。
えぐれていても面積が小さい傷は
リペア面積も小さいので目立たないのですが
線傷の様に一見目立たなくなりそうな傷は
リペア面積が大きくなるため
その周辺の色味と全く同じ色で合わせないといけない為
難易度が上がります。
今回はよくある着色するクレヨンの様な物も
液体塗料も使わず、異なる染料で色をぼかしながら
違和感なく、また木目の濃淡を付けながら
目立たない様に仕上げています。
液体塗料やクレヨンの様な着色材料は濃淡をつける際
ぼかす作業が中々難しいのですが
この方法はボカシの表現が上手く出来ます。
アンティーク家具の濃淡がある様な色味の時に
良く使用する方法です。
綺麗になりました!